人類と牛タンの歴史は意外と長いことが判明した

牛タンの歴史

人類の歴史のなかで牛肉が食された可能性は、旧石器時代まで遡ることができるそうです。
当然、大切なカロリー摂取の材料となる牛タンもまた、その時代には食されていたことでしょう。

人類と牛タンの歴史は意外と長いことがわかりましたが、日本の近代食文化のなかで、牛タン料理はどのように発展してきたのでしょうか。
もっとも有名な日本の牛タン料理といえば、仙台牛タンを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

第二次大戦が終了して間もないころ、仙台に進駐したGHQによる牛肉食によって、不要部位とされたのは牛タンや牛テールでした。それらを活用し、新たな料理文化を開発したのが、仙台牛タンの始まりともいわれています。
もともとはフランス料理に精通していたという日本のある焼き鳥店の店主が、牛タン焼きの専門店を開業したのが、その後仙台牛タンと呼ばれる食文化の始まりというわけです。
ちなみに発送の出発点となったフランス料理とは、牛タンシチューのようですが、その牛タンを薄切りにして焼いてしまおうと考えたことは、まさに発明といって差し支えないでしょう。

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しかしいまでこそ食文化としての地位を築いた牛タン焼きですが、登場した当初は物珍しい料理であり、一種の珍味と考えられていました。
そもそも日本には牛肉食の文化がまだ根付いていませんでしたから、これはある意味で当然のことです。
しかし日本の経済が急激に成長してくるころ、インフラ整備が行われ、人の移動が活発化してくると、自然と仙台の牛タン料理の評判も広がるようになりました。
焼肉のメニューのなかでは比較的ヘルシーであったことから、テレビをはじめとするメディアで大々的に取り上げられたのもこのころのことです。
やがて仙台牛タン焼きは全国区の人気料理となり、牛タンもは焼肉料理に欠かせないメニューとして、広く世間に認められるようになっていきます。牛タン料理の食文化は長い長い歴史があるのです。